Twilioのリーダーシップに関する最新情報

Twilio Leadership Update
February 14, 2024
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2008年にEvan、John、私で、すべての開発者に簡単に使用してもらえるコミュニケーション製品を作りたいというアイデアのもとTwilioを立ち上げましたが、当時はピザの箱の裏にいくつかやりたいことを殴り書きした程度のものでした。このシンプルなアイデアは、やがて優れたグローバルビジネスへと成長しました。現在、Twilioは、世界中の306,000社のお客様向けに年間1.7兆件以上ものインタラクションをサポートしており、年間収益は40億ドル以上に上ります。直近の四半期報告によると、フリーキャッシュフローマージンは20%近くに達し、わずか12か月間でNon-GAAPの営業利益率が17ポイント向上しました。公開企業としての30四半期では、四半期ごとに収益と収益の見積もりを達成または上回っています。

この素晴らしい会社を新しいCEOに引き継いで、Twilioを次の章に導く時が来ました。本日、Khozema Shipchandlerが後継のCEOに就任します。

KhoはTwilioを知り尽くしています。CFOとして、彼らしい安定した手腕を発揮し、世界的なパンデミックの期間もTwilioを成長させ続けてきました。その後、COOとしてTwilioのシステムとプロセスを拡大し、会社として成熟させるために必要な制御、メカニズム、予測可能性を作成しました。Twilio Communicationsのリーダーとして、収益性の高い成長に向けて事業を方向付け、短期間で強力な顧客関係を構築しました。そして重要なのは、Khozemaは、私たちが価値観として掲げる「Twilioマジック」を体現する、おどろくほど謙虚であらゆる意見に耳を傾けるリーダーであることです。Twilioを次の段階に導くには、Khoほど優れた人物はいません。

過去15年間にわたり、私たちは幾度となく変革を実現してきました。TwilioはAPIファースト企業という考え方を生み出し、今では当たり前となったデベロッパーエコノミーをリードしています。TwilioのIPOの直前、Twilioの株式の1%をTwilio.orgの立ち上げに充てました。これにより、数千の非営利団体がTwilio製品を通して5億人もの生活を変える取り組みを支援することができました。私たちはCPaaS市場を発明し、音声のみからメッセージング、メール、コンタクトセンター、そして現在では顧客データとAIまで、ますます多くのものを含めるように定義を推し進めました。スタートアップ企業から大企業まで、デジタル経済を実質的に支えています。つまり、Twilioチームは力を合わせて多くのフクロウを描いてきました(Twilioのバリューステートメントには「Draw the Owl」(フクロウを描く)というものがあり、新たな価値をクリエイティブに生み出すという意味を表しています)。この実績を大変誇りに感じています。

Twilioの初期の価値観の1つは、「チームをレガシーとして残す」ことでした。リーダーにとっての真の成功は、個人として何を達成するかではなく、後に残ったチームによって定義されます。一緒にこの会社を築いてきた何千人もの仲間のことを考えたとき、この言葉を身に染みて実感します。

開発者の想像力を解き放つというTwilioの使命は、この世で最も重要なアイデアの1つです。開発者たちが創意工夫をこらし、私たちの世界を形作ってきました。Twilioはこのような開発者の力となり、アイデアや志の実現、そこから生まれるビジネス、そしてより広い意味でデジタル時代にある人類の継続的なイノベーションをサポートしています。

Twilioを使用して、開発者が今後どのようなイノベーションを生み出すか、今から楽しみにしています。

さらなる未来へ

- jeffiel

*この記事には、Non-GAAP営業利益率やフリーキャッシュフローマージンなどのNon-GAAP財務指標が含まれています。ここで使用されているNon-GAAP財務指標についての重要な情報(このような指標の制約、直接の比較対象となるGAAP指標との調整表など)については、こちらこちらをご覧ください。