changelog 投稿内容のサマリ (2021年8月上旬の内容)

August 26, 2021
執筆者
レビュー担当者

changelog Aug-2021 1st half JP

/changelogサイトへの投稿内容を、こちら/blogサイトに抄訳版として定期的にまとめてご案内しております。製品アップデートの内容のご確認にお役立てください。■■ なお当抄訳版は、月2回を目安に運用しております。最新情報の取得につきましては、これまで通り、/changelogサイトの内容をRSSフィード経由あるいはTwitterチャネル経由でご確認ください。■■ 最後に、内容が正確であるよう努めますが、差異等があると判断される場合にはオリジナルの/changelogサイトの投稿を参考にするようお願いいたします。また記載の日付は米国時間帯ベースとなること、あらかじめご了承ください。

Voice Insights Call Events and Metrics now available on Event Streams

2021年8月11日、フィルタ=Event Streams、リリース=Beta [オリジナルの英語投稿はこちら]

Twilio Event Streamsにて、既に利用可能であるコールサマリー系イベントに加え、このたび、コールイベント系およびコールメトリクス系イベントもご利用頂けるようになりました。Event Streamsから、上記イベントを登録し、ご希望の宛先(Sink)に向けイベント配信を行うことができます。

Configurable Call Limits for Programmable Voice

2021年8月2日、フィルタ=Programmable Voice、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら]

Twilio Programmable Voiceでは、APIやTwiMLを通して作成される通話の最長継続時間を、これまでの4時間から24時間に変更いたしました。また、APIコールやTwiMLにより生成する個々の通話ごとに最長継続時間を指定できるよう、パラメータtimeLimitを用意いたしました。このパラメータは現在進行中のアクティブな通話に対しても適用可能です。

この最長継続時間の有効化はProgrammable Voiceサービスの該当コンソール画面(Settings)にて設定いただけます。有効化いただくと、パラメータtimeLimitAPI/TwiML上で利用可能となります。

この機能の詳細については、こちらのブログ記事をご確認ください。

Upcoming changes to RecordingStatusCallback URL encoding

2021年8月2日、フィルタ=Programmable Voice、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら]

Twilioでは2021年8月31日より、CallsリソースやConference Participantsリソースの作成に関連し利用されるRecordingStatusCallbackにおいて、そのコールバック呼び出し時の処理に変更が加えられます。この変更では、RecordingStatusCallbackへ引数として渡されるURL値のクエリパラメータに含まれる“&”や“=”に対し、エスケープ処理が施行されるようになります。

現在、RecordingStatusCallbackに引数として渡されるURL値について、URLクエリパラメータ内の“&”以降の文字列が取り除かれてしまう、エンコード・デコードに関連する不具合が生じています。

この不具合に対し、お客様側であらかじめ“&”をエスケープ処理したうえでTwilio側にURL文字列を渡すワークアラウンドの実装が散見されます。また、”=”以外のすべてをエスケープ処理するお客様もいらっしゃいます。このたびの弊社による不具合修正は、本来あるべき挙動へ正す趣旨のものではありますが、これらお客様によるワークアラウンドに影響を及ぼしますため、アナウンスをさせていただきます。

もしお客様が、RecordingStatusCallbackのURL値の処理にあたり、現在ワークアラウンドとしてURL値のエスケープ処理を自ら加えていただいている場合、大変お手数ではございますが、2021年8月31日の弊社の本不具合修正タイミングにあわせ、該当ワークアラウンド処理を無効化する等の対応を、お願いいたします。