changelog 投稿内容のサマリ (2021年7月上旬の内容)
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US A2P 10DLC Registration Available for All Twilio Customers
2021年7月15日、フィルタ=Programmable Messaging、リリース=Beta [オリジナルの英語投稿はこちら]
主に北米市場に関係する機能であり、参考程度にお読みください。
米国のA2P* 10DLC**の動き(こちら、こちら)に該当するすべてのTwilioのお客様は、Twilioコンソール画面(もしくはAPI経由)で、A2P 10DLC関係の登録作業を行っていただけます。登録することで、10DLC番号から送信するA2P型SMS/MMSメッセージについて、その配信性を保護したりスループットを上げたりすることができますので、該当するお客様は一刻も早く登録に着手ください。
* A2P (アプリケーション-to-パーソン; 企業アカウントから消費者ユーザへSMS送信する形態), ** 10DLC (10-Digit Long Codeの略, SMS送信元となる米国の10桁の電話番号のこと)
A2P 10DLC関係の登録作業を開始すべきかどうかを判断する材料として、こちらのサポート記事をご確認ください。一般的には、米国のモバイル端末の宛先に対して、米国の10-Digit Long Codeから、日次で3,000以上のSMSメッセージを送る必要がある場合、“直ちに登録作業を開始”とお考えください。登録作業を開始するには、ダイレクトリンク(こちら)を利用するか、コンソール画面内、Trust Hubの箇所から “Go to A2P Messaging”をクリックしてください。
Twilio Live for interactive streaming is now available in private beta
2021年7月14日、フィルタ=Programmable Video、リリース=Beta [オリジナルの英語投稿はこちら]
Twilio Liveのプライベートベータプログラムを開始いたします。新たなチャネルとも言える本機能を利用することで、大勢がコラボレーションするアプリケーションに臨場感の高い体験を組み込み、双方向性のあるライブイベントのアプリケーションを作ることが可能となります。具体例として、マーケティング目的のカンファレンス、次世代型のソーシャルポッドキャスト、ショッピング体験、コンサート、フィットネスのクラス、学習のセッション、等が挙げられます。
Twilio Liveのプラットフォームを活用することで、技術的には、低遅延で、セキュリティ面の考慮のあるライブストリーミング(ビデオ/オーディオ)を通し、スピーカーが多数の参加者を相手にコラボレーションすることができますが、このアプリケーションを開発するにあたって、柔軟性のあるサーバサイドAPI、クライアントSDK (iOS/Android/JavaScript版)が提供され、開発作業を直感的に、また幅広い視点から進めていただけます。
本リリースに関する詳細については、こちらのブログをご確認ください。
Solution blueprint for Microsoft Teams using Oracle Communications SBCs and Twilio Elastic SIP Trunking
2021年7月14日、フィルタ=Elastic SIP Trunking、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら]
Twilio Elastic SIP Trunkingに関するお知らせです。Microsoft Teams (Direct Routing構成)におけるPSTNへのアクセスを、Oracle CommunicationsのSBCとTwilio Elastic SIP Trunkingサービスの組み合わせにより提供いたします。関連のブログをご確認ください。また、その他の同様ソリューションについて詳述するブループリントのページもご確認いただけます。
Upgraded Buy a Number Experience in Console
2021年7月12日、フィルタ=Phone Numbers、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら]
Twilioコンソール画面において電話番号を検索し購入する際のユーザ体験を刷新しました。画面上の見た目の刷新とともに、検索時のフィルタ条件の操作性の向上を図ったほか、所望の番号が利用可能でない場合の背景情報をしっかりと提示するようにしています。
Voice JS SDK 2.0 GA
2021年7月9日、フィルタ=Programmable Voice、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら]
Twilio Programmable VoiceサービスのJavaScript SDK 2.0を正式リリースいたします。ベータプログラムの参加者の皆さまには、プログラム期間中にいただいたフィードバックに感謝いたします。
Twilio Voice JavaScript SDK 2.0では、主に以下の対処を行っています。また、今後新機能を追加する際は、2.xに対してのみ行われますので(=1.xへはバックポートされません)、1.xをご利用のお客様は2.xへ移行されることをお勧めいたします。
- 廃止されていたメソッドを削除
- クラスやメソッドの名称を一部変更し、曖昧性を排除
- バージョン1.xにおいて導入した新機能を規定の動作やモードとして実装
- エラー処理についてTwilioErrorクラスへ完全に移行しました。TwilioErrorクラスはVoice SDKを横断して標準的に実装されており、エラーに関する情報量が充実しています。
- 変更履歴(changelog)の詳細な記載はこちらをご確認ください。
1.xからの移行にあたっては、移行ガイドをご確認ください。また、Twilio Voice JSの利用を開始するには、開始ガイドのご確認が最適です。
Support for using React version 16.13.1 on Flex is now Generally Available
2021年7月7日、フィルタ=Flex、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら]
Twilio Flexのカスタマイズ性(Programmability)の一翼を担うテクノロジーReactについて、ReactおよびReactDOMの16.13.1への対応を正式リリースいたします。
これにより、React API機能を十分に活用してFlexプラグインを開発することが可能となります。(例: 16.8から導入されたReact Hooks機能) 利用するReactのバージョンについては、Flexの管理系画面“Developer Setup Page”から設定いただけ、Flex Plugins CLIコマンド上の引数UNBUNDLED_REACTとして指定いただく必要はありません。
FlexにおけるReact利用の詳細についてはドキュメントをご確認ください。また、Flex Plugins CLIについても最新バージョンにアップグレードし、引き続きご利用ください。
Twilio Frontline is now in Public Beta
2021年7月7日、フィルタ=Frontline、リリース=Beta [オリジナルの英語投稿はこちら]
Twilio Frontlineがパブリックベータとしてリリースされました。営業職などお客様の対面に立つ従業員に主にご利用いただける、カスタマイズ可能なモバイルアプリケーションです。iOS向けアプリはApp Storeから(リンク)、またAndroid向けアプリはGoogle Playから(リンク)、いずれも“Twilio Frontline”で検索の上ダウンロードいただけます、お客様問い合わせのルーティング、ネイティブSSO(シングルサインオン)連携、お客様問合せ対話の転送や終了といった機能が、SMS/WhatsAppベースのお客様とのメッセージング対話という基本機能とともにご利用いただけます。
関連するブログ記事(日本語抄訳版を別途投稿の予定)、そしてドキュメントサイトをご確認の上、ぜひお試しください!
Error Log events now available on Event Streams
2021年7月1日、フィルタ=Event Streams、リリース=Beta [オリジナルの英語投稿はこちら]
Twilioのサービスのご利用に際してエラーや警告レベルの事象が発生すると、お手元のTwilioアカウント上でエラーログ(Error Log)イベントが発行されます。これらはTwilioコンソール画面上のDebugger(デバッガ)に表示されるもののことですが、コンソール画面上で確認するだけでなく、今後はTwilio Event Streamsを活用し、設定済みのDestination(Amazon Kinesisやウェブフック)に対して配信していくことも可能です。
エラーログ(Error Log)イベントを含む詳細については、ドキュメントをご確認ください。