日本の固定電話が変わる、Twilioが拓く新時代!

February 14, 2025
執筆者
レビュー担当者
Paul Kamp
Twilion

 

  • コンソールから日本全国の固定電話番号(0ABJ番号)が購入可能になりました!

  • APIで固定電話番号のポーティング(固定電話の同番移行/LNP)が可能になりました!

     

アナログ電話の終焉と、始まるゲームチェンジ

日本のビジネス環境は今、大きな転換期を迎えています。2025年1月末から業界全体で固定電話番号の番号ポーティング(同番移行)サービスが始まりました。これは、2010年にNTTが発表した電話設備のIP網移行計画が、15年を費やしてようやく完了したということを意味します。総務省が主導して業界全体を巻き込んで進んできた長年にわたる技術移行の成果が、ようやく日本のビジネス環境に変革をもたらす時が来たのです。

実は、日本は先進国で唯一、IP電話を含めた固定電話の加入者数が減少していない特殊な国です。通話分数は減少しているにもかかわらず、企業は依然として高価な従来のPBXを運用し続けています。果たして、これらは本当にこれからも必要なのでしょうか?

この変化は、単なる技術的な移行だけではなく、日本の企業が業務生産性を飛躍的に向上させる大きなチャンスです。Twilioは、この新しい環境に適応するための強力なソリューションを提供し、企業のデジタルトランスフォーメーションを加速させていきます。

 

Console

 

AIエージェント元年とTwilioの役割

2025年は「AIエージェント元年」になると言われています。日本の労働人口減少で人材不足が深刻化する中、AIを活用した業務の自動化が急務となっています。しかし、多くの企業ではレガシーな電話システムが足かせとなり、クラウドへの移行が進んでいません。

Twilioは、柔軟で拡張性の高いCPaaS(Communications Platform as a Service)を通じて、この課題を解決します。お客様は会社の代表電話やカスタマーサポートで利用している既存の固定電話番号をそのままクラウドに移行し、AIボイスボットやカスタマーサポートの自動化を実現することが可能になります。これにより、

  • コンタクトセンターのAIオペレーター導入

  • 営業・サポート部門のオムニチャネル化による生産性向上

  • 24時間対応のマルチ言語による自動音声応答(IVR)

  • CDPを活用した顧客体験(CX)の向上

といったTwilioが多く海外で活用されている事例が日本においても利用しやすくなります。

 

Twilioの固定電話番号ポーティングサービスとは?

Twilioの新しい固定電話番号ポーティングサービスにより、企業は従来の電話番号(東京03、大阪06、横浜045などの各市外局番から始まる固定電話番号)をそのままクラウド化し、最新のコミュニケーションインフラを簡単に導入できます。Twilioは日本においてIP電話番号(050)の提供に加えてトールフリー番号(0120/0800)、固定電話番号(0ABJ)のポーティング(同番移行)に対応しています。

  • 既存の電話設備をクラウドへ:変更不要でそのまま利用可能

  • 柔軟な運用:外出先からでも電話対応が可能

  • AI・自動化との統合:音声ボットや顧客データと連携

  • コスト削減:従来のPBXや回線契約が不要、完全OPEX化

これにより、企業は業務効率を大幅に向上させると同時に、AI活用による新たなビジネス価値を創出することができます。

 

 

まとめ

日本企業が直面する電話システムの変革とAI活用の波。この大きな転換期において、Twilioの固定電話番号ポーティングサービスは、ビジネスのDXを加速させ、業務効率と顧客体験の向上を実現する鍵となります。

固定電話のクラウド化を検討している企業の皆様、ぜひTwilioとともに、新しい時代のコミュニケーション基盤を構築しましょう!

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