changelog 投稿内容のサマリ (2022年9月下旬の内容)

October 11, 2022
執筆者
レビュー担当者
Jun Aita
Twilion

changelogSept2022bottomHalfJP

/changelogサイトへの投稿内容を、こちら/blogサイトに抄訳版として定期的にまとめてご案内しております。製品アップデートの内容のご確認にお役立てください。■■ なお当抄訳版は、月2回を目安に運用しております。最新情報の取得につきましては、これまで通り、/changelogサイトの内容をRSSフィード経由あるいはTwitterチャネル経由でご確認ください。■■ 最後に、内容が正確であるよう努めますが、差異等があると判断される場合にはオリジナルの/changelogサイトの投稿を参考にするようお願いいたします。また記載の日付は米国時間帯ベースとなること、あらかじめご了承ください。

Verify Fraud Insights for Automatic SMS Fraud Detection is in Public Beta

2022年9月5日、フィルタ=Verify、リリース=Beta [オリジナルの英語投稿はこちら]

2022/9/5付けのリリースですが、2022/9/19(事後)の投稿のため「9月下旬」枠として記載しています。

Twilio Verifyの自動SMS詐欺検出(ASFD)機能や、Geo-permissions(国番号ベースに送信をブロック・ブロック解除する設定)機能などが検出、ブロックしたSMS送信の(詐欺的)試行を監視する機構をベータリリースいたしました。

詳細についてはドキュメントや該当機能リリースに関する記載をご確認ください。また、Twilioコンソール画面のこちらからご利用開始いただけます。

ASFDmonitorJP

2022年9月19日、フィルタ=Programmable Messaging、リリース=Beta [オリジナルの英語投稿はこちら]

Twilio Messaging APIにおいて、短縮URL機能をパブリックベータ版としてリリース開始しました。あらかじめ短縮URLを取得しておき、次段階としてメッセージ送信のAPIを呼び出すという回りくどさがなくなり、自社ブランドのドメインの簡素で目に留まりやすいリンクを、プログラム的にメッセージに埋め込むことができます。また、メッセージの受信者が短縮URLをクリックするとクリックイベントを受信するように、Webhookを設定することができます。

詳細については、APIのドキュメントをご確認ください。

Twilio Java Helper Library major version 9.0.0 release

2022年9月22日、フィルタ=<特になし>、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら]

Twilio Javaヘルパーライブラリのメジャーバージョン9.0.0をリリースしました。お客様企業側のアプリケーションにブレーキングチェンジをもたらすことなく、Javaヘルパーライブラリ9.0.0へのアップグレードを行っていただけます。

今回の9.0.0では、Javaヘルパーライブラリの弊社側生成プロセスを改善し、今後の新機能を迅速に追加することが容易な環境を整えました。また、バージョンやプログラミング言語間の一貫性を強化しました。

詳細については、ドキュメントをご確認ください。

Voice Insights: Bug fix for PDD values being reported higher than actual values for some scenarios

2022年9月23日、フィルタ=Programmable Voice  および Elastic SIP Trunking、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら(Programmable Voice)および こちら(Elastic SIP Trunking)]

Twilio VoiceサービスのVoice Insights機能に関する不具合修正をいたしました。具体的には、2回以上ルーティングを試みたPSTN通話・SIP通話のPost Dial Delay (PDD) の値が本来の値よりも高いものになっていたことが判明したため、計算ロジックを修正し、2022年9月23日より(コンソールおよびAPIの両方において)正しい値が得られるように更新されています。

詳細については、ドキュメントをご確認ください。

Billing Changes for Conference, Voice Insights, and BYOC Usage

2022年9月27日、フィルタ=Programmable Voice、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら]

以下のElastic SIP Trunking側の投稿と基本的には同じ内容です。

2022年10月1日より、会議通話(Conference)、ボイスインサイトの高度機能(Voice Insights Advanced Features)、BYOC接続の利用分数は、分単位で切り上げ処理となります。これまで、会議通話、ボイスインサイトの高度機能、および BYOC接続のご利用を計算する弊社システムの不具合により、お客様の使用量が少なめの請求となっておりました。2022年10月1日より分単位での切り上げ処理が適切に動作しますので、請求金額が過去との対比で多めに見える場合があります。(過去分を遡及してご請求することはございません。)

Twilio Voiceのプロダクトのほとんどは従量課金ベースであり、既定で1分単位に切り上げられます。例えば1分18秒の通話は1.3分ではなく、2分として課金されます。ただし、一部の請求項目に対して少数分数ベースの請求が契約上で規定されている場合があります。

なおTwilio Flexのご利用においては、会議通話(Conference)およびボイスインサイトの高度機能(Voice Insights Advanced Features)が公平利用ポリシー(Fair Usage Policy)の一環として含まれているため、クォータ内の利用量の場合には今回の変更に伴う価格上昇は発生しません。

Billing Changes for Voice Insights Advanced Features Usage

2022年9月27日、フィルタ=Elastic SIP Trunking、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら]

上記のProgrammable Voice側の投稿と基本的には同じ内容です。

2022年10月1日より、ボイスインサイトの高度機能(Voice Insights Advanced Features)は、分単位で切り上げ処理となります。これまで、ボイスインサイトの高度機能のご利用を計算する弊社システムの不具合により、お客様の使用量が少なめの請求となっておりました。2022年10月1日より分単位での切り上げ処理が適切に動作しますので、請求金額が過去との対比で多めに見える場合があります。(過去分を遡及してご請求することはございません。)

Twilio Voiceのプロダクトのほとんどは従量課金ベースであり、既定で1分単位に切り上げられます。例えば1分18秒の通話は1.3分ではなく、2分として課金されます。ただし、一部の請求項目に対して少数分数ベースの請求が契約上で規定されている場合があります。

Deepgram Transcription Add-Ons are now available in Twilio Marketplace

2022年9月28日、フィルタ=Programmable Voice、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら]

Twilio Marketplaceにおいて、Twilio Voice向けの新たなアドオンが公開されました。Deepgram Transcriptionアドオンは、DeepgramのAI音声認識モデルの精度とパフォーマンスを活用したトランスクリプション(文字起こし)を可能とするものであり、通話録音から多くの価値を引き出すことができます。Basic(基本)型とEnhanced(発展)型という2つのモデルで提供されますが、これらアドオンの詳細(含: 設定方法)については、TwilioコンソールのMarketplace画面区画、具体的には Deepgram Base Transcription と Deepgram Enhanced Transcription アドオン画面にアクセスしてください。

Flex UI 1.32 is now available with updated Status Report

2022年9月29日、フィルタ=Flex、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら]

Twilio Flexの今回のUIバージョン1.32では、以前はDebugger UI として知られていた「Status Report」画面を更新し、各ユーザーのFlex UIの動作状況の概要を表示するようにしました。Status Reportは正式リリースの扱いとなり、デバッガーログ、Twilioサービスのステータス情報、Flex UIがデグレード(縮退)モードで動作しているかどうかの情報を含みます。

詳細については、ドキュメント「Flex UIのトラブルシュート」でご確認ください。

New <Gather> Speech Recognition Models

2022年9月30日、フィルタ=Flex、リリース=Programmable Voice [オリジナルの英語投稿はこちら]

TwilioのTwiML言語に関する機能強化です。TwiMLの動詞句<Gather>においては元より音声認識へ対応していますが、<Gather>に新しい音声認識モデル(どのような利用シナリオ下で音声認識を駆動するか)としてexperimental_conversationsexperimental_utterancesを追加しました。これら実験的な認識モデルは、最新の音声技術や機械学習研究成果を活用するように設計されており、他のモデルよりも高い音声認識精度を提供できますが、すべての言語には対応しておらず、信頼度スコアなどの一部機能への対応も未だとなっています。

(日本語編集上の補足1: 実験的な音声認識モデルの言語毎の対応状況については、こちらをご確認ください。「Japanese (Japan)」については対応をしています。)