changelog 投稿内容のサマリ (2021年12月下旬の内容)
読む所要時間: 10 分
Regional Voice is now Generally Available in Ireland
2021年12月29日、フィルタ=Programmable Voice、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら]
アイルランドにあるTwilioのデータセンター(DC)、および、ヨーロッパ地域で初めて「地域化」に対応したチャネルであるTwilio Voiceが、今回正式リリースされました。アイルランドDCでTwilio Voiceが利用可能になったことで、ボイスチャネルに関連するデータの取り込み、処理、保存する場所を地域視点で制御できるようになり、個人情報・データを希望の地域内に閉じ込めて格納・管理することができます。また、お客様アプリケーションにとってより近い場所でデータ処理が行われるため、処理遅延が低減され、極めてインタラクティブでリアルタイムなアプリケーション性能が得られるようになります。
ブログ記事「Twilio Expands Regionalization and Schrems II Efforts(英語)」を併せてお読みください。また、ボイスアプリケーションの地域化対応の制御に関して詳しくは、ドキュメントをご確認ください。
Twilio for Salesforce is HIPAA Eligible
2021年12月17日、フィルタ=Twilio for Salesforce、リリース=Beta [オリジナルの英語投稿はこちら]
HIPAA(医療保険の携行性と責任に関する法律)の遵守を目指す組織ではPHIデータ(保護対象保健情報)の取り扱いに細心の注意を払います。HIPAA準拠のヘルスケア向けアプリケーションを開発するにあたり、今回、HIPAA適合したTwilio for Salesforceをご利用いただけるようになりました。TwilioではHIPAA適合プロダクトを対象として、適用対象主体(covered entities)および事業提携者(business associates)との間で事業提携契約(BAA)に署名いたします。
HIPAA準拠を意識しながらTwilioサービスを活用したアプリケーション開発を行うには、こちらのホワイトペーパーをご確認ください。
Twilio Frontline is now HIPAA Eligible
2021年12月17日、フィルタ=Frontline、リリース=Beta [オリジナルの英語投稿はこちら]
HIPAA(医療保険の携行性と責任に関する法律)の遵守を目指す組織ではPHIデータ(保護対象保健情報)の取り扱いに細心の注意を払います。HIPAA準拠のヘルスケア向けアプリケーションを開発するにあたり、今回、HIPAA適合したTwilio Frontlineをご利用いただけるようになりました。TwilioではHIPAA適合プロダクトを対象として、適用対象主体(covered entities)および事業提携者(business associates)との間で事業提携契約(BAA)に署名いたします。
HIPAA準拠を意識しながらTwilioサービスを活用したアプリケーション開発を行うには、こちらのホワイトペーパーをご確認ください。
Verify Push is now Generally Available
2021年12月17日、フィルタ=Verify、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら]
Twilio VerifyにおけるPush(プッシュ)認証をご利用いただくことで、モバイル、ウェブ、デスクトップの各種アプリケーション上で発生する、ユーザーのオンボーディング、ログイン、各種決済をセキュアに、そしてシームレスに処理することが可能になります。詳細については、ドキュメントをご確認ください。
Video Room Monitor is now Generally Available
2021年12月17日、フィルタ=Programmable Video、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら]
Twilio Video Room Monitorが正式リリースとなりました。
Video Room Monitor (ビデオルームモニター)はブラウザベースのツールであり、JavaScriptベースでTwilio Videoアプリケーションを開発する際に、そのRoomsリソースに関する内部的な状況・視点を提供してくれます。既存のビデオアプリケーションにわずかな量のコードを追加することで、Roomsリソースに関する準リアルタイムのメトリクスを表示するようになります。
ツール機能「Video Room Monitor」は、ビデオアプリケーション開発におけるあらゆる段階(例: 商用化前の開発、商用化後の運用)で利用いただけます。また、該当コードをフォーク、カスタマイズし、エンドユーザがビデオセッション中に利用いただくトラブルシュート系機能として提供いただくことも可能です。
詳細については、ドキュメントもしくはREADMEをご確認ください。
Emergency Calling for Programmable Voice is Generally Available
2021年12月16日、フィルタ=Programmable Voice、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら]
主に欧米市場に関係する機能であり、参考程度にお読みください。
対象となる国・地域において、Twilio Programmable Voiceサービスで緊急通報に対して通話を発信できるようになりました。
実際に緊急通報するには、TwiMLの<Dial>動詞句、/Calls APIエンドポイント、Client SDKで緊急通報の宛先を指定するか、既存の多者通話に対して緊急通報の宛先をParticipantとして追加する操作を行ってください。その際:
- パラメータとして正当なe.164フォーマットの電話番号を
From
もしくはCallerID
に指定するようにし、その番号で公衆電話網(PSTN)から通話着信可能であるようにしてください。 - 緊急通報の宛先の電話番号は、上記番号と同じ国・地域における正当な緊急通報サービスのものでなければなりません。