changelog 投稿内容のサマリ (2021年10月下旬の内容)
読む所要時間: 11 分
WhatsApp message templates can now be removed in the Twilio Console
2021年10月28日、フィルタ=Programmable Messaging、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら]
Twilio MessagingにおいてWhatsApp Business API連携を行うケースで、WhatsAppメッセージテンプレートをTwilioコンソール画面から削除することができるようになりました。削除するにはコンソール画面のWhatsApp Message Templatesページで該当のテンプレートをクリックし、ページ最後尾の Delete ボタンを押してください。削除後30日間は同じ名前のメッセージテンプレートを作成できません。(WhatsAppのガイドラインによります。)
Conversational U.S. A2P 10DLC campaign type renamed to Proxy
2021年10月26日、フィルタ=Programmable Messaging、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら]
米国A2P 10DLCにおいて、SMSキャンペーンの特殊なユースケースのうち、ブランドとお客様との間で行う対話型のSMSキャンペーンの登録を行うお客様企業は、旧名称の「Conversational」ではなく新名称の「Proxy」を使用する必要があります。この変更は、コンソール画面の「A2P Messaging」セクションおよびISV API(キャンペーンのユースケースを作成するステップ)に該当します。ISV APIのお客様は、アプリケーション内のAPI利用箇所を必要に応じて更新してください。
* A2P(アプリケーション-to-パーソン; 企業アカウントから消費者ユーザへSMS送信する形態), ** 10DLC(10-Digit Long Code, SMS送信元となる米国の10桁の電話番号)
この名称変更は、実際のユースケースをより適切に表現するために行われました。ブランドそしてその担当者とお客様の組を個別のものとして扱い、担当者の個人番号を開示しなくていいようにする、代理型/プール型の番号を利用するキャンペーン種別であることを表現しています。本来、標準的なSMSキャンペーンのユースケースの中の「Customer Care」を選択すべきところ誤って「Conversational」を選んでいた例が散見されたため、「Proxy」とすることで誤選択を回避いただく狙いがあります。キャンペーン種別「Proxy」を含め、特殊なユースケースについては、ドキュメントをご確認ください。
Video Insights Public Beta
2021年10月20日、フィルタ=Programmable Video、リリース=Beta [オリジナルの英語投稿はこちら]
Twilio VideoのVideo Insights機能をパブリックベータリリースいたしました。
Twilio VideoのVideo Insights機能は、Twilioコンソール画面のセルフサービスツールと位置づけられます。この機能では、ビデオアプリケーションの使用状況や品質を観察する、アプリケーション内のルームと参加者の傾向を発見する、問題が発生した場合にそのトラブルシューティングを簡単に実施することが可能となり、顧客に対して品質のより高いビデオ体験、ビデオアプリケーションを使わなくなるというリスクの軽減、アプリケーションの急激な規模拡大が必要となる場合でもその自信がもたらされます。
Twilioコンソール画面で実際にVideo Insights機能を実際にお使いください。詳細については、ブログ記事およびドキュメントをご確認ください。
Twilio Live is now Generally Available
2021年10月20日、フィルタ=Programmable Video、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら]
Twilio Liveサービスを正式リリースいたしました。Twilio Videoの延長線上に位置するサービスであり、低遅延で安全性そして双方向性をもったライブストリーミングのプラットフォームを開発し、百万人規模の聴衆者にストリーム配信ができるようになります。また、柔軟なサーバーサイド API プリミティブ、プレーヤーSDK(iOS / Android / JavaScript)など、直感的でエンドツーエンドのデベロッパー体験が提供されます。
Twilio Liveにより、マーケティング会議、次世代ソーシャルポッドキャスト、ショッピング体験、コンサート、フィットネスクラス、教育セッション等をアプリケーションに直接埋め込み、臨場感のあるライブ体験を構築するためのツールがデベロッパーに提供されます。
本サービスに関する詳細については、ブログ記事(英語)およびドキュメントをご確認ください。
Set CallerID for call forwarding
2021年10月19日、フィルタ=Elastic SIP Trunking、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら]
Twilio Elastic SIP Trunking(SIPトランク)サービスにおいて、通話転送(REFER転送)するユースケースにおいて、転送通話の発信者番号を転送元(REFER転送を要請した側)または転送先(REFER転送の要請を受領したTwilio側)の番号に設定することができるようになりました。また、この設定のためのコンソール画面機能およびAPIを用意しました。詳細については、ドキュメントをご確認ください。
(日本語編集上の補足: 国内では、この機能を利用すると発信者番号の詐称と捉えられますので、特に公衆網への転送の場合には注意が必要となります。)
Customers can view reasons for brand registration failure in A2P 10DLC
2021年10月18日、フィルタ=Programmable Messaging、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら]
Twilioコンソール画面内の [A2P Messaging] の画面区画で、あるいは米国A2P 10DLCのISV APIを通じて、ブランド登録に失敗した理由を確認することができるようになりました。コンソール画面の場合、ブランド登録に失敗するとエラー画面が表示され、失敗の理由とブランド登録を修正するための指示が表示された後、修正後に先に進めるようになります。Brand APIに対するGETリクエストは、ISVがAPI経由でエンドユーザー企業を登録する際に失敗の理由を返します。このドキュメント記載で失敗の理由とAPI実行の詳細を確認し、こちらのサポートサイト記事に記載のブランド登録のベストプラクティスに従うことで、ブランド登録が失敗する可能性を低減することができます。