changelog 投稿内容のサマリ (2021年6月下旬の内容)
読む所要時間: 27 分
Conference Insights: Conference and Participant Summary Beta
2021年6月30 日、フィルタ=Programmable Voice、リリース=Beta [オリジナルの英語投稿はこちら]
Twilio Programmable Voiceサービスのダッシュボード機能であるConference Insightsにおいて、Conference and Participant Summaryレポートのベータリリース提供を開始いたします。Conference and Participant Summaryレポートは実際には複数ビューから構成されており、会議通話のパラメータを確認する、会議通話に対する参加者の時系列視点からの関与を調査する、検出された通話品質上の課題をレビューすることが可能となります。
Twilioインフラ上の会議通話は今後はすべてConference Insights機能により分析・集計され、会議通話の参加者の振る舞いに関する知見や、よくある通話品質上あるいは設定上の課題を解決する際の具体的なアドバイスを得るのに役立つことが期待されます。
Conference and Participant Summaryレポートは追加費用なしにご利用いただけ、すべての会議通話に対して適用されます。詳細については、ドキュメントをご確認ください。
CNAM for Elastic SIP Trunking in the United States
2021年6月30 日、フィルタ=Elastic SIP Trunking、リリース=Beta [オリジナルの英語投稿はこちら]
主に北米市場に関係する機能であり、参考程度にお読みください。
(投稿のフィルタ条件や本文記載に若干の差分がありますが) 直後の投稿と本質的に同じ内容です。
Twilio Elastic SIP Trunkingサービスでは、CNAM(“シーナム”)機能のベータリリースを開始いたします。CNAM機能をご利用いただくことで、米国のTwilio電話番号から発信される通話について、誰からの通話であるか(企業名や代表者名)を着信側に表示させることができます。(参考: CNAMはCaller ID Nameの頭文字から命名されています。) CNAMは米国の公衆電話網で利用可能な機能であり、CNAM情報の登録は、該当番号に関連付けられたエンドユーザが、テレフォニーサービスプロバイダ(Twilio)を通して行います。
CNAM機能を利用するには、Twilioコンソール画面内のTrustHubの画面セクションからオンボード処理を行ってください。(APIでも可能です。) 詳細については、ドキュメントをご確認ください。
CNAM for Programmable Voice in the United States
2021年6月30 日、フィルタ=Programmable Voice、リリース=Beta [オリジナルの英語投稿はこちら]
主に北米市場に関係する機能であり、参考程度にお読みください。
(投稿のフィルタ条件や本文記載に若干の差分がありますが) 直前の投稿と本質的に同じ内容です。
Twilio Programmable Voiceサービスでは、CNAM(“シーナム”)機能のベータリリースを開始いたします。CNAM機能をご利用いただくことで、米国のTwilio電話番号から発信される通話について、誰からの通話であるか(企業名や代表者名)を着信側に表示させることができます。(参考: CNAMはCaller ID Nameの頭文字から命名されています。) CNAMは米国の公衆電話網で利用可能な機能であり、CNAM情報の登録は、該当番号に関連付けられたエンドユーザが、テレフォニーサービスプロバイダ(Twilio)を通して行います。
CNAM機能を利用するには、Twilioコンソール画面内のTrustHubの画面セクションからオンボード処理を行ってください。(APIでも可能です。) 詳細については、ドキュメントをご確認ください。
SHAKEN/STIR for Programmable Voice in the United States
2021年6月30 日、フィルタ=Programmable Voice、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら]
主に北米市場に関係する機能であり、参考程度にお読みください。
(投稿のフィルタ条件や本文記載に若干の差分がありますが) 直後の投稿と本質的に同じ内容です。
Twilio Programmable Voiceサービスでは、SHAKEN/STIR(“シェイクンスター”)機能の正式リリースを開始いたします。
SHAKEN/STIR機能では、通話への応答率を高めることを目的に、その通話認証の枠組みに基づき通話のシグナリングに署名情報を含めます。対象のお客様企業はTwilioコンソール画面上のTwilio Trust Hubの画面区画においてビジネスプロフィール(Business Profile)を作成し、SHAKEN/STIR機能を有効化し、Twilioで購入した米国のローカル番号あるいはトールフリー番号にプロフィールを関連付けます。
これら管理作業はTwilio Trust API経由でも可能であり、正しく管理されると、その番号からの発信通話に対して最高レベルの証明が付与されます。この場合、通話の着信者あるいは着信側のキャリアに “Caller Verified” (“発信側は嘘偽りのない本物の発信者です”) の信頼度が伝わることになり、前述のように応答率の向上につながるという仕組みです。
詳細については、ドキュメントサイトをご確認ください。
SHAKEN/STIR for Elastic SIP Trunking in the United States
2021年6月30 日、フィルタ=Elastic SIP Trunking、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら]
主に北米市場に関係する機能であり、参考程度にお読みください。
(投稿のフィルタ条件や本文記載に若干の差分がありますが) 直前の投稿と本質的に同じ内容です。
Twilio Elastic SIP Trunkingサービスでは、SHAKEN/STIR(“シェイクンスター”)機能の正式リリースを開始いたします。
SHAKEN/STIR機能では、通話への応答率を高めることを目的に、その通話認証の枠組みに基づき通話のシグナリングに署名情報を含めます。対象のお客様企業はTwilioコンソール画面上のTwilio Trust Hubの画面区画においてビジネスプロフィール(Business Profile)を作成し、SHAKEN/STIR機能を有効化し、Twilioで購入した米国のローカル番号あるいはトールフリー番号にプロフィールを関連付けます。
これら管理作業はTwilio Trust API経由でも可能であり、正しく管理されると、その番号からの発信通話に対して最高レベルの証明が付与されます。この場合、通話の着信者あるいは着信側のキャリアに “Caller Verified” (“発信側は嘘偽りのない本物の発信者です”) の信頼度が伝わることになり、前述のように応答率の向上につながるという仕組みです。
詳細については、ドキュメントサイトをご確認ください。
Runtime Handler version 1.1.1 is now available
2021年6月30 日、フィルタ=Serverless、リリース=<なし> [オリジナルの英語投稿はこちら]
Twilio Functionsのランタイムハンドラー1.1.1がリリースされました。不具合修正やマイナーな機能強化が含まれます。
バージョン1.1.1は下位互換性があり、Serverless API、およびFunctionsコードの新たなエディタUI上で利用可能です。(ただし、従来型のFunctions(Classic)とは互換性がありません。)
新しいハンドラーバージョンを利用するには、依存関係性のDependenciesタブに移動し、@twilio/runtime-handlerを1.1.1へと更新し、新たにデプロイを行ってください。Twilio SDKバージョンの3.50.0以上がシステム要件です。
ランタイムハンドラーについて、あるいはサーバーレスツールキットとの組み合わせでランタイムハンドラーを利用する方法の詳細については、ドキュメントをご確認ください。
Content Security Policy is now enforced for all Flex applications
2021年6月30 日、フィルタ=Flex、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら]
先のアナウンス(英語オリジナル、日本語抄訳(ページ後方))に基づき、flex.twilio.com上にホストされているすべてのFlexプロジェクトに対してContent Security Policyを適用いたしました。今後は、外部ウェブアプリケーションのiframe内でFlexを表示させる際、予めFlexの管理画面において外部ウェブアプリのドメインが設定されていないと、表示が行われなくなります。外部アプリがSalesforceやZendeskの場合も含め、Flexの管理画面でこの管理設定を行うよう、あらためてご確認ください。今回のセキュリティ対処は、フィッシング攻撃や悪意のある第三者によるFlexの悪用を防ぐために行いました。
詳細については、ドキュメントをご確認ください。
Elastic SIP Trunking: Emergency calls will always be delivered in the US and Canada
2021年6月30 日、フィルタ=Elastic SIP Trunking、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら]
主に北米市場に関係する機能であり、参考程度にお読みください。
Twilio Elastic SIP Trunkingサービスを利用した緊急通話機能が正式リリースとなりました。
緊急通話“911”の発信に際して、利用したTwilio電話番号に緊急通話用の住所情報が関連付けられていない場合、先ず全国レベルの緊急通話用コールセンターにつながり、研修を受けたオペレータが会話の中で住所や電話番号等の確認を行い、その後の処理を進めます。
Twilioで購入した番号に対して緊急通話用の住所を関連付ける方法については、ドキュメントをご確認ください。(コンソール画面ベース、APIベース)
Flex UI 1.27 is now available, with updated Real Time Queue Monitoring Public Beta that provides more metrics and segmentation by channel
2021年6月30 日、フィルタ=Flex、リリース=Beta [オリジナルの英語投稿はこちら]
Twilio FlexのReal-Time Queues View(リアルタイム キュー ビュー)画面における稼働把握(準リアルタイム/シフト開始からの累計)について機能強化を行いました。先ず、デフォルトで以下の3つの統計項目が新たに表示されるようになります - 1) number of handled customers(対応完了数)、2) number of abandoned customers(放棄数)、3) SLA(サービスレベル)。ここでサービスレベルとは、所定の目標時間以内にオペレータに接続された待ち呼(待ち問合せ)の割合です。また、統計項目をプログラミング的にビューの中に追加することも可能です。
Real-Time Queues Viewの更新版機能の有効化は、Flex管理画面から行ってください。
新たな統計項目は“Today”および“Last 30 Minutes”のスコープで計測されています。これらを通してシフト開始からの累計、あるいはローリングする直近30分の視点での稼働把握が可能となり、目標に対して良い線で実稼働が推移しているのかを見極めることができます。またこれら統計項目はチャネルで内訳表示され、キュー(業務グループ)をチャネル横断で一元的に利用することが可能となります。
サービスレベルの目標設定については、個々のキューについてチャネル毎に、運用要件等に基づいて行うことができ、リアルタイム キュー ビュー画面上においても、その目標値を反映する形で計算・表示されます。
Real-Time Queues View機能の詳細については、ドキュメントをご確認ください。また、キューの稼働監視をカスタマイズあるいは強化するプログラミング的な方法についても、ドキュメントをご確認ください。
Flex UI 1.27に関する詳細は、リリースノートをご確認ください。
Twilio Organizations is now Generally Available
2021年6月29 日、フィルタ=Twilio Platform、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら]
Organizations(組織)と呼ばれる機能あるいは新たな構造を利用いただくことで、Twilioプラットフォーム上のユーザやアカウントを効果的に管理する(例: 何らかの単位でグループ化する)ことが可能となります。
具体的には先ず、組織を作成後、その組織に該当のアカウントやユーザを関連付けることができます。また、組織に対して対応するドメインを設定しておくことで、当該ドメインからのユーザのサインアップは、その組織に自動的に紐付けられる設定等が可能になります。日常的に発生するアカウントの切り替え作業などに時間を使わなくてすむようになるでしょう。
本機能は、特に大量のアカウントやユーザを抱えるお客様でメリットを実感いただけると思います。また弊社視点からは、このOrganizations(組織)レベルでTwilioの各種機能を(今後)有効にしていくための、ベースとなる構造と位置付けています。
Organizations(組織)機能は、Admin Centerと呼ばれる新たなコンソール画面区画を介して、(すべてのお客様に)ご利用いただけます。
詳細については、ドキュメントをご確認ください。
Virtual Background JavaScript library now generally available
2021年6月24日、フィルタ=Programmable Video、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら]
Twilio Programmable Videoのビデオプロセッサ機能(JavaScriptライブラリ)を正式リリースいたしました。このアドオンライブラリではVideo JavaScript SDKにおけるVideo Processor APIを通して機能利用いただけ、ビデオの背景画像をぼかしたり他の画像に置き換えたりすることが可能となります。
ライブラリを通した本機能の利用はいたって簡単です。ビデオアプリケーションにおいて仮想的な背景画像を利用することで、例えば自宅や外出先等からビデオセッションに入る際に不要な背景を見せる必要がなく、また追加ソフトウェアのダウンロードも不要で、コードを多少追加するだけで機能を利用いただけます。
この機能についての詳細は、関連のブログ記事(日本語抄訳版を別途予定しています)もしくはドキュメントをご確認ください。
Runtime Handler version 1.1.0 is now available
2021年6月22日、フィルタ=Serverless、リリース=<なし> [オリジナルの英語投稿はこちら]
Twilio Functionsのランタイムハンドラー1.1.0では遅延ロード(lazy-loading)の機構を利用し、Twilio SDKを利用するFunctionsコードのコールドスタート時間や遅延の課題を解決します。バージョン1.1.0は下位互換性があり、Serverless API、およびFunctionsコードの新たなエディタUI上で利用可能です。(ただし、従来型のFunctions(Classic)とは互換性がありません。)
新しいハンドラーバージョンを利用するには、依存関係性のDependenciesタブに移動し、@twilio/runtime-handlerを1.1.0へと更新し、新たにデプロイを行ってください。Twilio SDKバージョンの3.50.0以上がシステム要件です。
ランタイムハンドラーについて、あるいはサーバーレスツールキットとの組み合わせでランタイムハンドラーを利用する方法の詳細については、ドキュメントをご確認ください。
CSV Download for Super SIM in Console
2021年6月16日、フィルタ=Super SIM、リリース=Beta [オリジナルの英語投稿はこちら]
Twilio Super SIMに関して、コンソール画面からCSVファイル形式で、その情報をダウンロードすることができます。CSVファイルには、各SIMデバイスのICCID、ステータス、そしてフリート設定プロパティの情報が含まれます。また、(ステータス、フリートオーダーについての)フィルタ機能を活用し、CSVファイルにどのSIMデバイスの情報を含めるのかを制御することも可能です。
ダウンロードのボタンは、Super SIMの一覧ビューの右上部に位置します。詳細については、ドキュメントをご確認ください。
Flex Projects limited to a single TaskRouter Workspace
2021年6月10日、フィルタ=Flex、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら]
2021年6月上旬(実際のリリース期日)の日付でのchangelog投稿を2021年6月下旬に行い(英語)、次いで今回の抄訳版投稿となりました。
Twilio Flexのプロジェクトについて、対応するTaskRouter Workspaceが1つしか割り当てられないような変更が行われました。この変更は、Flexの公平利用ポリシー(Flex Fair Usage Policy)を意識したTaskRouter APIの仕様に呼応するものです。
もし開発段階においてTwilio TaskRouter Workspaceを複数使い分けたい場合、開発目的に特化したTwilioアカウントを専用に設けることをお勧めいたします。また、FlexではないTwilioアカウントにおいては、複数TaskRouter Workspaceの管理や使い分けは従来通り可能です。