changelog 投稿内容のサマリ (2021年3月上旬の内容)
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View Stats for Emails in a Marketing Campaigns Automation
2021年3月15日、フィルタ=Marketing Campaigns、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら]
Marketing Campaignsツールのオートメーションに含まれる各Eメールの詳細な稼働データを確認することができるようになりました。メール配信トリガ、メール配信、クリック、開封、配信停止、メールバウンス、スパム判定などの詳細、また、クリック追跡(Click Tracking)およびメール詳細(Email Details)のデータを把握できるようになります。
オートメーションに関する稼働データを確認するには、Marketing Campaigns画面のAutomationセクションにて、特定のオートメーションを選択の上、Automation Details(オートメーション詳細)の箇所までスクロールダウン。その後、ドット3つのクリック箇所からView Statsを選択ください。
MMS on Toll-Free Numbers is Generally Available
2021年3月15日、フィルタ=Programmable Messaging、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら]
主に北米市場に関係する機能であり、参考程度にお読みください。
米国 “+1” のトールフリー(着信課金)番号のすべてで、MMSへの対応について標準機能でご提供を開始しました。米国およびカナダのメッセージユーザからのメディアメッセージ受信、あるいはその逆方向のメディアメッセージ送信が可能となります。
関連のブログ記事をお読みいただき、典型的なユースケースについてご確認ください。
Twilio Studio improves Execution clean-up for Voice calls
2021年3月10日、フィルタ=Studio、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら]
受電を契機とするTwilio Studioのフロー実行をクリーンに終了させるために、Studioは仕様的にボイスステータスコールバックからの“hangup”イベントを必要とします。“hangup”イベントがフロー実行に戻ってこないと、フロー実行は永遠に実行中のまま(“スタック”状態)となる可能性があります。
フロー実行をクリーンに終了させるために、Studioの動作として、電話番号にフローを関連付ける設定管理操作が行われた直後にステータスコールバックを(フローのURIに)自動設定するようになりました。この新動作により、“hangup”イベントがフロー実行に戻ってくることを担保します。逆に言えば、ステータスコールバックを手動設定する必要がなくなり、受電シナリオにおいてスタック状態のフロー実行が残ったままになることを避けられます。
詳細については、ナレッジベース記事をご確認ください。
Twilio Performs SHAKEN/STIR Verification on Incoming Calls to Your Phone Numbers
2021年3月10日、フィルタ=Programmable Voice、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら]
主に北米市場に関係する機能であり、参考程度にお読みください。
(投稿のフィルタ条件や本文記載に若干の差分がありますが) 直後の投稿と本質的に同じ内容です。
Twilio Programmable Voiceのサービス利用にあたり、皆さまが手配された電話番号(ローカル番号)における受電について、今後SHAKEN/STIRの検証動作が行われるようになります。
SHAKEN/STIRは北米通信市場で利用可能な機能で、通話の発信者側の特定レベルを明らかにする仕組みです。具体的には、ある通話がSHAKEN/STIR検証の枠組みにおいて最高証明レベル(例: ‘A’)を付与されるとは、その通話を処理した発信側キャリアが、(1) 発信者をそれと特定していること、(2) 発信者がその発番号で通話を発信する権利を有していること、を意味します。
今回の機能強化に伴い、リクエストwebhook上のパラメータStirVerstatにおいて検証結果(証明レベル)が提示されるようになり、またこの新たなパラメータは、アイデンティティ・ヘッダSHAKEN PASSporTが含まれる受電時にのみ提示される仕様です。なお、SHAKEN/STIR等の通話認証の枠組みをキャリアが制定・運用しているのは、現時点では米国のみとなります。
Twilio Performs SHAKEN/STIR Verification on Incoming Calls to Your Phone Numbers
2021年3月10日、フィルタ=Elastic SIP Trunking、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら]
主に北米市場に関係する機能であり、参考程度にお読みください。
(投稿のフィルタ条件や本文記載に若干の差分がありますが) 直前の投稿と本質的に同じ内容です。
Twilio Elastic SIP Trunkingのサービス利用にあたり、皆さまが手配された電話番号(ローカル番号)における受電について、今後SHAKEN/STIRの検証動作が行われるようになります。
SHAKEN/STIRは北米通信市場で利用可能な機能で、通話の発信者側の特定レベルを明らかにする仕組みです。具体的には、ある通話がSHAKEN/STIR検証の枠組みにおいて最高証明レベル(例: ‘A’)を付与されるとは、その通話を処理した発信側キャリアが、(1) 発信者をそれと特定していること、(2) 発信者がその発番号で通話を発信する権利を有していること、を意味します。
今回の機能強化に伴い、X-Twilio-VerStatという新たなSIPヘッダが提示されるようになり、またこの新たなヘッダは、アイデンティティ・ヘッダSHAKEN PASSporTが含まれる受電時にのみ提示される仕様です。なお、SHAKEN/STIR等の通話認証の枠組みをキャリアが制定・運用しているのは、現時点では米国のみとなります。
End of Life Notice for Unsupported Versions of the Programmable Video SDK
2021年3月8日、フィルタ=Programmable Video、リリース=<指定なし> [オリジナルの英語投稿はこちら]
Twilio Programmable Videoの以下のSDKバージョンについて、米国時間2021年9月8日にサービス提供が終了(End of Life)となります。
- Android - 4.x 及びそれ以前のバージョン
- iOS - 2.x 及びそれ以前のバージョン
- JavaScript - 1.x
上述のVideo SDKおよび、そのバージョンについては、これらが接続するバックエンド側プラットフォームの信頼性が十分ではないことが分かっており、既にサポート終了(End of Support)となっております。また上述のように、これらのSDKバージョンをご利用されているすべてのお客様を対象として、米国西海岸時間2021年9月8日の午後5時にはサービス提供が終了(End of Life)となり、その動作停止が予定されています。
一方で、Programmable Video SDKはユーザ体験の最適化を意識し継続的に更新が行われております。。最新バージョンへアップグレードいただくことで、性能向上や不具合修正だけでなく、Track Priority API、Network Bandwidth API等の最近の機能強化をご利用いただけます。
これらVideo SDKを引き続きご利用の場合、2021年9月8日までにサポートされているバージョンへアップグレードいただく必要があります。皆さまがエンドユーザ様にモバイルアプリを提供されている場合、皆さまのアプリケーションがアプリストアにおいて公開され、上述の期日までにエンドユーザ様のアップグレードを誘導することが求められる点についてご留意ください。
移行に関する情報や最新メジャーバージョンに関するご案内については、以下の表を参考にしてください。
- Android - 1.x to 2.x, 2.x to 3.x, 3.x to 4.x, 4.x to 5.x, 5.x to 6.x
- iOS - 1.x to 2.x, 2.x to 3.x, 3.x to 4.x
- JS - 1.x to 2.x
External domains must now be registered with Twilio when embedding Flex within iframes
2021年3月3日、フィルタ=Flex、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら]
すべてのFlexプロジェクトについて、外部ウェブアプリケーションのiframe内にflex.twilio.comを埋め込んで利用する連携シナリオが介在する場合、該当の外部ウェブアプリのドメインをFlex側で登録する要件が追加となります。今後新規作成されるFlexプロジェクトにおいては作成時点からの要件であり、既に作成済みのFlexプロジェクトにおいては2021年5月3日(米国時間)までに登録いただく必要があります。
Twilio Flexでは、フィッシング攻撃や悪意のある第三者によるFlexの悪用を防ぐため、flex.twilio.comに対してContent Security Policyを適用することとなり、従って、信頼関係を結べていないドメインからiframe経由でFlexをレンダリング(整形表示)することができなくなります。(これにはSalesforce連携やZendesk連携のシナリオも含まれます。) iframe内でFlexを引き続き利用いただくためには、Flex Settings画面において外部ドメインを設定管理する必要があります。既存Flexプロジェクトにおいては、直近の利用履歴に基づき該当の連携シナリオがクラウド側で検知できる場合、弊社インフラ側で設定を代行しておりますので、設定内容をご確認ください。
詳細についてはドキュメントをご確認ください。
Customizable Call Logs for Elastic SIP Trunking
2021年3月2日、フィルタ=Elastic SIP Trunking、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら]
Twilioコンソール内、Elastic SIP TrunkingのCall Log画面において、運用ニーズに応じた表示系のカスタマイズ機能を導入いたしました。既に表示対象となっている情報要素を削除してコンパクトな画面にしたり、あるいはその逆で情報要素を表示対象に加えるといった操作が可能です。表示対象の情報要素は、フィルタを操作する画面区画(画面右側部)のConfigure Columnsボタンを通して選択でき、Call SID、Cost、Parent Call SIDといった情報要素が新たに利用可能となっています。さらに、CSVファイルのダウンロード操作においても新たな情報要素が含まれるようになりましたし、またプレビュー機能も加わりました。Elastic SIP Trunking Call Log画面を利用したトラブルシュート方法の詳細については、ドキュメントをご確認ください。
Solution blueprint for Microsoft Teams and Cisco Unified Communications using Ribbon Communications SBCs and Twilio Elastic SIP Trunking
2021年3月1日、フィルタ=Elastic SIP Trunking、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら]
Microsoft Teams Direct Routing もしくは Cisco Unified Communication Manager (CUCM) をご利用のお客様が、Ribbon Communications SBC および Twilio Elastic SIP Trunking を組み合わせてPSTN(公衆電話網)との間で通話の発着信を行えるようなソリューションをご紹介いたします。このソリューションについて記載したブログ記事がありますので、ご確認ください。併せて、Elastic SIP Trunkingに関する“ソリューション青写真”のコーナーに設定構成用ドキュメントをご用意いたしました。