changelog 投稿内容のサマリ (2020年12月下旬)
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Voice Insights Call Summary and Events Updates
2020年12月18日、フィルタ=Programmable Voice、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら]
Voice Insights機能のCall Summaryレコードに、キューイング時間のパラメータが含まれるようになりました (properties.queue_time)。キューイング時間とは、新規コールを作成するためのAPIリクエスト発行時点から実際にコールが開始されるまでの間の推定時間です。Programmable Voiceでは、コールを作成する際のAPIリクエストのレートがアカウントレベルで設定されているCPS(Calls Per Second)値を超過すると、該当コールのリクエストがキューイングされます。
また、警告レベルのイベントも更新され、警告イベントがトリガーされる際のしきい値と、SDKが警告イベントを上げた際の実際の検出値が含まれるようになりました。これら値は各々、パラメータsdk_edge.metric.thresholdおよびsdk_edge.metric.valuesで確認でき、品質低下の視覚的な指標をアプリに表示するタイミングを微調整したり、しきい値を下回ることなく好条件で確立したコールを特定したりすることが、ベースとなるメトリクスを見なくても可能となります。
詳細については、Call SummaryとEventsのドキュメントをご覧ください。
Voice Insights Subaccount Dashboard Average Queue Time Graph
2020年12月18日、フィルタ=Programmable Voice、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら]
Voice Insights機能のSubaccountダッシュボードが更新され、新しいグラフが追加されました。このグラフには、平均キューイング時間が最も長いサブアカウントが表示されます。キューイング時間とは、新規コールを作成するためのAPIリクエスト発行時点から実際にコールが開始されるまでの間の推定時間です。
Programmable Voiceでは、コールを作成する際のAPIリクエストのレートがアカウントレベルで設定されているCPS(Calls Per Second)値を超過すると、該当コールのリクエストがキューイングされます。平均キューイング時間が最も長いサブアカウントでは、最適でない CPS値が設定されている可能性があります。CPS値は、コンソール画面の [Programmable Voice > Settings] セクションで設定可能です。
詳細については、こちらのドキュメントをご覧ください。
Programmable Fax end of life one year notice
2020年12月17日、フィルタ=Programmable Fax、リリース=Deprecated(機能提供停止) [オリジナルの英語投稿はこちら]
2021年12月17日をもちまして、Twilio Programmable Faxサービスの提供・サポートを終了させていただくこととなりました。
円滑なマイグレーションを実施いただけるよう、2021年12月17日まではProgrammable Fax APIを引き続きご利用いただけます。また、マイグレーション先ソリューションの選択肢として、ワールドワイドのお客様向けにDocumo社のmFaxを、また日本のお客様向けにUpland社のInterFAXを見極めるに至っており、マイグレーションガイド(mFax / InterFAX)を併せてご活用くださいませ。
ご不明点ございましたら、FAQをご覧ください。
Reminder: Upcoming changes to log availability for Calls and Conferences
2020年12月17日、フィルタ=Programmable Voice、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら]
(投稿のフィルタ条件や本文記載に若干の差分がありますが) 直後の投稿と本質的に同じ内容です。
CallsリソースとConferencesリソースに関するログデータ取得可能な期間について、2021年2月5日より変更となり、各リソースが作成されてから13ヶ月までとなります。これに伴い、コンソール画面上のデータ表示量あるいはAPI経由でのデータ取り出し量に影響が及ぶことになります。(APIの場合、/Callsエンドポイントや/Conferencesエンドポイントに対するGETメソッド。) 上述の変更時点以前の振る舞いでは無期限でログデータが取得できていることから、留意いただくべき振る舞い変更であり、皆さまにリマインドしております。
これに関連し、コンソール上バルク(一括)エクスポート機能を提供致します。バルクエクスポート機能では、1日あたり1ファイルのペースでS3バケット上にアーカイブファイルを生成します。そのダウンロードリンクは、ウェブフック、Eメール、コンソール経由で配信されます。上述の変更時点以降、13ヶ月以上前の古いログは、バルクエクスポート機能でしか取得できません。
コンソールでログを表示する場合、皆さま側で必要なアクションはありませんが、Callsリソース及びConferencesリソースでは、過去13ヶ月間のログのみが表示されるようになることに留意ください。
API経由でローリングしながらログを抽出している場合、この変更の影響を受けない頻度でログを取得しているかどうかコードロジックを確認することが重要となります。
Reminder: Upcoming changes to log availability for Calls
2020年12月17日、フィルタ=Elastic SIP Trunking、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら]
(投稿のフィルタ条件や本文記載に若干の差分がありますが) 直前の投稿と本質的に同じ内容です。
Callsリソースに関するログデータ取得可能な期間について、2021年2月5日より変更となり、リソースが作成されてから13ヶ月までとなります。これに伴い、コンソール画面上のデータ表示量あるいはAPI経由でのデータ取り出し量に影響が及ぶことになります。(APIの場合、/Callsエンドポイントに対するGETメソッド。) 上述の変更時点以前の振る舞いでは無期限でログデータが取得できていることから、留意いただくべき振る舞い変更であり、皆さまにリマインドしております。
これに関連し、コンソール上バルク(一括)エクスポート機能を提供致します。バルクエクスポート機能では、1日あたり1ファイルのペースでS3バケット上にアーカイブファイルを生成します。そのダウンロードリンクは、ウェブフック、Eメール、コンソール経由で配信されます。上述の変更時点以降、13ヶ月以上前の古いログは、バルクエクスポート機能でしか取得できません。
コンソールでログを表示する場合、皆さま側で必要なアクションはありませんが、Callsリソース及びConferencesリソースでは、過去13ヶ月間のログのみが表示されるようになることに留意ください。
API経由でローリングしながらログを抽出している場合、この変更の影響を受けない頻度でログを取得しているかどうかコードロジックを確認することが重要となります。
Bulk Export for Calls and Conferences
2020年12月17日、フィルタ=Programmable Voice、リリース=Beta [オリジナルの英語投稿はこちら]
(投稿のフィルタ条件や本文記載に若干の差分がありますが) 直後の投稿と本質的に同じ内容です。
Calls、Conferences、Participantsリソースに関するバルク(一括)エクスポート機能を提供開始します。コンソール画面経由でも、またAPIを通してプログラミング経由でもご利用いただけます。
バルクエクスポート機能では、1日あたり1ファイルのペースでS3バケット上にアーカイブファイルを生成します。そのダウンロードリンクは、ウェブフック、Eメール、コンソール、またはAPI経由で配信されます。Twilio Enterprise Editionのお客様は、日次のエクスポート設定も可能です。
Bulk Export for Calls
2020年12月17日、フィルタ=Elastic SIP Trunking、リリース=Beta [オリジナルの英語投稿はこちら]
(投稿のフィルタ条件や本文記載に若干の差分がありますが) 直前の投稿と本質的に同じ内容です。
Callsリソースに関するバルク(一括)エクスポート機能を提供開始します。コンソール画面経由でも、またAPIを通してプログラミング経由でもご利用いただけます。
バルクエクスポート機能では、1日あたり1ファイルのペースでS3バケット上にアーカイブファイルを生成します。そのダウンロードリンクは、ウェブフック、Eメール、コンソール、またはAPI経由で配信されます。Twilio Enterprise Editionのお客様は、日次のエクスポート設定も可能です。
Voice Insights Dashboard Call Direction and Edge Location Filtering
2020年12月17日、フィルタ=Programmable Voice、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら]
(投稿のフィルタ条件や本文記載に若干の差分がありますが) 直後の投稿と本質的に同じ内容です。
Programmable Voice機能のInsightsダッシュボードにおいて、コールの方向性(Call Direction)あるいはエッジロケーション(Edge Location (Region))でフィルタリングできるようになりました。
コールの方向性のフィルタリングにより、異なるコールフロー間でその振る舞いを比較することができます。例えば、API経由と<Dial>タグ経由の発信コールの間で応答率を比較することが可能ですし、またTrunking Originating(Twilioインフラからの発信)のコールとTrunking Terminating(Twilioインフラへの着信)のコールの間で、ネットワークパフォーマンスの違いを調査できるようになりました。
また、メディアリージョンによるフィルタリングは以前から利用可能でしたが、エッジロケーション形式(例: Ashburn (us1))を反映するようにフィルタ画面区画の表記を更新しました。
Voice Insights Dashboard Call Direction and Edge Location Filtering
2020年12月17日、フィルタ=Elastic SIP Trunking、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら]
(投稿のフィルタ条件や本文記載に若干の差分がありますが) 直前の投稿と本質的に同じ内容です。
Programmable Voice機能のInsightsダッシュボードにおいて、コールの方向性(Call Direction)あるいはエッジロケーション(Edge Location (Region))でフィルタリングできるようになりました。(Elastic SIP Trunking機能側のInsightsダッシュボードも同様です。)
コールの方向性のフィルタリングにより、異なるコールフロー間でその振る舞いを比較することができます。例えば、Trunking Originating(Twilioインフラからの発信)のコールとTrunking Terminating(Twilioインフラへの着信)のコールの間で、ネットワークパフォーマンスの違いを調査できるようになりました。
また、メディアリージョンによるフィルタリングは以前から利用可能でしたが、エッジロケーション形式(例: Ashburn (us1))を反映するようにフィルタ画面区画の表記を更新しました。
Messaging Insights - Latency Report goes GA
2020年12月16日、フィルタ=Programmable Messaging、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら]
Programmable Messaging機能のInsightsコンソールに表示されるレイテンシ(Latency)レポートを介して、メッセージ処理に要した時間を確認できるようになりました。
ここでのレイテンシ(遅延)は、"Twilioがメッセージを送信した時刻 − 皆さまがメッセージのAPIコールをリクエストした時刻"として計算されます。またLatencyレポートの各タイルを通して、送信試行にあたって適用された制限を、送信元(Sender)、メッセージングサービス、アカウントの視点から確認することもできます。
こちらには、製品機能がブログ形式で詳述されています。またこちらには、スケーラビリティを最初から意識してアプリケーションを設計するためのノウハウがガイド形式で解説されています。
Branded Calls is currently not accepting new customers into the Private Beta
2020年12月16日、フィルタ=Programmable Voice、リリース=Beta [オリジナルの英語投稿はこちら]
主に北米市場に関係する機能であり、参考程度にお読み下さい。
Branded Calls機能については、2020年12月31日以降、Private Betaプログラムへの新規お客様の受付を停止致します。既にBetaプログラムに参加いただいているお客様からのフィードバックやその優先順位に基づき、リリースに向けて製品を改善する活動にリソースを集中させる背景からとなります。既にBetaプログラムに参加いただいているお客様は、引き続きサポートをお受けいただけます。Branded Calls機能の次回アップデートは、2021年第1四半期に予定されています。
Functions Invocations is now Generally Available
2020年12月16日、フィルタ=Serverless、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら]
Twilio Functionsのコード実行機能がGeneral Availabilityリリースに移行しました。これにより、実行対象のfunctionsやassetsのSLA(サービスレベル契約)が保証されるようになりました。Twilio Functionsを使うと、TwiMLを実行したりその他のHTTPレスポンスを返すために、独自のWebサーバーをホストしたり立ち上げたりする必要がありません。Functionsを使用することで、弊社側で構築済みのクラウドインフラの利便性を活用し、個別タスクのオーケストレーションを処理するためのプログラムロジックを開発することができます。
なお、Twilioコンソール画面上Functionsの箇所に“Beta”の記載がありますが、これはコード実行機能(Functions Invocations)以外の部分、例えば画面機能やデプロイ機能部分が未だベータリリースのままであることを意味しています。